2005年 07月 10日
学会終了。 今回の学会は連合大会だったので、韓国ではかなり規模の大きいものでした。 とはいっても、参加者が当日になって突然こなかったり、 普通に進行が1時間遅れたり、予稿集が誤植だらけだったり、 著者がいるかもしれないのに違法コピー本が普通に売られていたり(これはいつもだけど)、 日本ではあり得ないことが普通に行われていました。 韓国人の先生に話すと、 「日本ではあり得ないことでしょうが、韓国では普通ですよ」と、苦い顔。 まあそうかもしれませんね。日本人は異常に几帳面でマジメだから。 でもだからといって、そこで開き直ったり、逆ギレするのは少し違う気がするんだけど。 ”開き直る”、”逆ギレする”というのは、 「そのことについて引け目を感じている」ことの現れですよね? 弱いところに突っ込まれるから、感情の針がふれちゃうんですよね? 日本では予稿集の原稿は完璧なものとして扱われる。 もし誤植が見つかれば、研究の質まで問われることもある。 発表のキャンセルについてもしかり。こっちは人間性の問題に関わるでしょう。 実は逆ギレされて、気分が悪かった。 日本ではどうして当たり前とされているのか、という理由を全く聞かれなかったから。 ”ミスを責めている”と誤解された様に感じた。 こちらの真意は、どうしてそんなことが起こるのかが知りたいだけ。 その理由が分かれば、お互いのことをもっと理解し合えると個人的に思う。 言葉が違うということは、言葉に関わる微妙な言い回しや表情、 ジェスチャーも含めた言語行為も違うということ。 それならば尚更はっきり言わなければお互いを理解することは難しいのでは? 衝突することもあり得るでしょう。 大事なのはお互いを尊重する心だと思う。 色んなことを考えされられた学会でした。
by schnarak
| 2005-07-10 17:05
| korea
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